【活用ガイド】

JVNDB-2025-024182

 Debian等の複数ベンダの製品におけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

Linuxカーネルのs390/sclpにおいて、SCCBの存在チェック処理に問題があり、カーネルのアイデンティティマッピングがアドレスゼロから開始されない場合に誤ったメモリアクセスが発生する可能性があります。この問題は、アドレス変換の前にNULLチェックを行うよう修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 11.0
Linux
  • Linux Kernel 5.16 以上 6.1.149 未満
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.16.4 未満
  • Linux Kernel 6.2 以上 6.6.103 未満
  • Linux Kernel 6.7 以上 6.12.44 未満
  • Linux Kernel 6.17

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-39694
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-39694
  2. 関連文書 : s390/sclp: Fix SCCB present check - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/61605c847599fbfdfafe638607841c7d73719081)
  3. 関連文書 : s390/sclp: Fix SCCB present check - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/bf83ae3537359af088d6577812ed93113dfbcb7b)
  4. 関連文書 : s390/sclp: Fix SCCB present check - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/86c2825791c3836a8f77a954b9c5ebe6fab410c5)
  5. 関連文書 : s390/sclp: Fix SCCB present check - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/aa5073ac1a2a274812f3b04c278992e68ff67cc7)
  6. 関連文書 : s390/sclp: Fix SCCB present check - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/430fa71027b6ac9bb0ce5532b8d0676777d4219a)
更新履歴

  • [2026年01月09日]
      掲載