【活用ガイド】

JVNDB-2025-024131

 ImageMagickにおける境界外読み取りに関する脆弱性

概要

ImageMagickは、ビットマップ画像の作成、編集、合成、変換を行うためのソフトウェアスイートです。バージョン7.1.2-9およびそれ以前には、TIM(PSX TIM)画像パーサーのReadTIMImage関数(coders/tim.c)に重大な整数オーバーフローの脆弱性が存在します。コードはファイルヘッダーから幅と高さ(16ビット値)を読み取りますが、オーバーフローを確認せずにimage_size = 2 * width * heightを計算します。32ビットシステム(またはsize_tが32ビットである場合)では、幅と高さが大きい場合(例:65535)にこの計算がオーバーフローし、小さな値へとラップアラウンドします。その結果、AcquireQuantumMemoryを経由して小さなヒープ領域が確保され、後の操作で画像のサイズに基づいたバッファオーバーリードが発生します。この問題はバージョン7.1.2-10で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ImageMagick
  • ImageMagick 7.1.2-10 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-66628
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-66628
  2. 関連文書 : Updated Magick.Native.  dlemstra/Magick.NET@2dfa08e  GitHub
更新履歴

  • [2026年01月08日]
      掲載