【活用ガイド】

JVNDB-2025-023743

 traefikにおける証明書検証に関する脆弱性

概要

Traefikは、HTTPリバースプロキシおよびロードバランサーです。バージョン3.5.0から3.6.2には、nginx.ingress.kubernetes.io/proxy-ssl-verify注釈においてTLS検証ロジックが逆になっている脆弱性が存在します。この注釈を「on」に設定すると(バックエンドのTLS証明書の検証を有効にするつもりで)、実際には検証が無効になり、オペレーターが十分に保護されていると誤認したまま、HTTPSバックエンドへの中間者攻撃が可能になります。この問題はバージョン3.6.3で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


traefik
  • traefik 3.5.0 以上 3.6.3 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な証明書検証(CWE-295) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-66491
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-66491
  2. 関連文書 : Release v3.6.3  traefik/traefik  GitHub
  3. 関連文書 : Fix nginx.ingress.kubernetes.io/proxy-ssl-verify annotation support  traefik/traefik@14a1aed  GitHub
更新履歴

  • [2026年01月06日]
      掲載