【活用ガイド】

JVNDB-2025-023607

 FastGPTにおける重要なリソースに対する不適切なパーミッションの割り当てに関する脆弱性

概要

FastGPTは、AI駆動のワークフローや会話型エージェントの構築、展開、運用のためのプラットフォームを提供するオープンソースプロジェクトです。Sandboxコンテナ(fastgpt-sandbox)は、FastGPTによってユーザーが提出したコードや動的に生成されたコードを安全に隔離して実行するために用いられる特化された分離環境です。バージョン4.9.11以前のサンドボックスでは分離が不十分で、許可されるシステムコールが多すぎるため、コード実行の制限が不足していました。その結果、攻撃者が想定されるサンドボックスの範囲を逸脱することが可能でした。攻撃者はこれを悪用して任意のファイルを読み書きしたり、Pythonモジュールのインポート制限を回避したりすることができます。バージョン4.9.11では、許可されるシステムコールをより安全なサブセットに制限し、追加の説明的なエラーメッセージを実装することで、この問題に対応しました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.9 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


FastGPT
  • FastGPT 4.9.11 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要なリソースに対する不適切なパーミッションの割り当て(CWE-732) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-49131
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-49131
  2. 関連文書 : Package fastgpt-sandbox  GitHub
  3. 関連文書 : update python sandbox for safe by gggaaallleee  Pull Request #4958  labring/FastGPT  GitHub
  4. 関連文書 : Release V4.9.11  labring/FastGPT  GitHub
  5. 関連文書 : update python sandbox for safe (#4958)  labring/FastGPT@bb810a4  GitHub
更新履歴

  • [2026年01月06日]
      掲載