【活用ガイド】

JVNDB-2025-023450

PhotoShowの管理者設定によりリモートコードが実行される恐れがある脆弱性

概要

PhotoShow 3.0にはリモートコード実行の脆弱性が存在し、認証された管理者はexiftranのパス設定を通じて悪意のあるコマンドを注入できます。攻撃者はffmpegの設定を悪用して、リバースシェルコマンドをbase64エンコードし、細工した動画をアップロードすることで実行できます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Thibaud Rohmer
  • PhotoShow 3.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Exploit Database LYHIN SECURITY CONDSULTING AND PENTESTING VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [その他]
  2. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-53981
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-53981
  2. 関連文書 : GitHub - thibaud-rohmer/PhotoShow: A free web gallery in PHP with drag-n-drop support
更新履歴

  • [2025年12月26日]
      掲載