【活用ガイド】

JVNDB-2025-023433

Kentico XperienceにおけるSQLインジェクションの脆弱性

概要

Kentico Xperience における SQL インジェクションの脆弱性により、認証された編集者がオンラインマーケティングマクロメソッドのパラメータを通じて悪意のある SQL クエリを注入できます。この脆弱性を利用すると、マクロメソッドの入力検証の不備が悪用され、認可されていないデータベースへのアクセスやデータの改ざんが行われる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Kentico
  • Kentico Xperience 13.0.52 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-47711
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-47711
  2. 関連文書 : Hotfixes
更新履歴

  • [2025年12月26日]
      掲載