【活用ガイド】

JVNDB-2025-023432

Kentico Xperienceの暗号処理におけるURLハッシュ改ざんの脆弱性

概要

Kentico Xperience における暗号技術の脆弱性により、攻撃者が既存のハッシュ機構を通じて URL ハッシュ値を操作できる可能性があります。ホットフィックスでは、ハッシュ値の再利用や悪用のリスクを防ぐため、追加のセキュリティ層が導入されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Kentico
  • Kentico Xperience 12.0.102 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不完全、または危険な暗号アルゴリズムの使用(CWE-327) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-47712
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-47712
  2. 関連文書 : Hotfixes
更新履歴

  • [2025年12月26日]
      掲載