【活用ガイド】

JVNDB-2025-023425

Kentico Xperienceのフォームコントロールにおける情報漏洩の脆弱性

概要

Kentico Xperience における情報漏洩の脆弱性により、攻撃者が Portal Engine フォームコントロールのエラーメッセージを通じて機密性の高いスタックトレースの詳細を閲覧できる可能性があります。詳細なエラーメッセージは、内部システムの情報や実装の詳細が不正なユーザーに漏洩する原因となります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Kentico
  • Kentico Xperience 12.0 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. エラーメッセージによる情報漏えい(CWE-209) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-50686
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-50686
  2. 関連文書 : Hotfixes
更新履歴

  • [2025年12月26日]
      掲載