【活用ガイド】

JVNDB-2025-023423

Kentico Xperienceのローカライゼーション機能で発生するクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Kentico Xperienceには、ストアド型クロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が存在し、グローバル管理者がLocalizationアプリケーションを通じて悪意のあるペイロードを注入できてしまいます。攻撃者は、管理インターフェースの複数箇所でスクリプトを実行することが可能です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Kentico
  • Kentico Xperience 13.0.101 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-53737
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-53737
  2. 関連文書 : Hotfixes
更新履歴

  • [2025年12月26日]
      掲載