【活用ガイド】

JVNDB-2025-023379

 Open5GSにおける複数の脆弱性

概要

Open5GSのバージョン2.7.5までに脆弱性が発見されています。この脆弱性は、FAR-ID Handlerコンポーネントのライブラリlib/pfcp/handler.c内にあるogs_pfcp_handle_create_pdr関数に影響します。悪用されると、ヌルポインタ参照が発生する可能性があります。攻撃はリモートから実行でき、高度な複雑さが要求されます。エクスプロイトの実行は困難とされていますが、既にエクスプロイトが公開されているため、悪意のある者が使用する恐れがあります。この問題を修正するパッチは93a9fd98a8baa94289be3b982028201de4534e32で提供されています。速やかにパッチを適用することが推奨されます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Open5GS
  • Open5GS 2.7.5 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub Vulnerability Database
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの不適切なシャットダウンおよびリリース(CWE-404) [その他]
  2. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-14953
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-14953
  2. 関連文書 : [Bug]: UPF crash when CreatePDR omits FAR-ID and GTP-U traffic arrives  Issue #4179  open5gs/open5gs (https://github.com/open5gs/open5gs/issues/4179#issuecomment-3614868758)
  3. 関連文書 : UPF: Reject CreatePDR without FAR-ID to prevent crash in fast path  open5gs/open5gs@93a9fd9  GitHub
更新履歴

  • [2025年12月26日]
      掲載