【活用ガイド】

JVNDB-2025-023180

 Debian等の複数ベンダの製品における制限またはスロットリング無しのリソースの割り当てに関する脆弱性

概要

Tornadoは、PythonのWebフレームワークおよび非同期ネットワーキングライブラリです。Tornadoの「multipart/form-data」パーサは、特定のエラーに遭遇した際、警告をログに記録した後もデータの残りの解析処理を続行します。この動作により、リモートの攻撃者が非常に大量のログを生成でき、サービス拒否(DoS)攻撃が発生する可能性があります。また、ログ記録サブシステムが同期的であるため、このDoSがさらに深刻化する場合があります。Tornadoのバージョン6.5.0未満の全てが影響を受けており、脆弱なパーサはデフォルトで有効化されています。パッチを適用するには、Tornadoをバージョン6.5.0へアップグレードしてください。回避策として、プロキシで「Content-Type: multipart/form-data」をブロックすることでリスクを軽減できます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 11.0
tornadoweb
  • Tornado 6.5.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 制限またはスロットリング無しのリソースの割り当て(CWE-770) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-47287
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-47287
  2. 関連文書 : Merge pull request #3497 from bdarnell/multipart-log-spam  tornadoweb/tornado@b39b892  GitHub
更新履歴

  • [2025年12月25日]
      掲載