【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-022400

Ruijie Networks 製 AP180 シリーズにおける OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

Ruijie Networks が提供する RG - AP180、屋内壁面設置型ワイヤレス AP AP180 シリーズには、次の脆弱性が存在します。
  • OS コマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2025-68459
この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム

下記 AP180 シリーズのファームウェアバージョン AP_RGOS 11.9(4)B1P8 およびそれ以前が本脆弱性の影響を受けます。

Ruijie Networks
  • AP180 (JA) V1.xx
  • AP180 (JA) V2.xx
  • AP180 (JP) V1.xx
  • AP180 -AC V1.xx
  • AP180 -AC V2.xx
  • AP180 -AC V3.xx
  • AP180 -PE V1.xx
  • AP180 -PE V2.xx
  • AP180 -PE V3.xx

想定される影響

CLI サービスにログイン可能な攻撃者によって、当該製品上で任意の OS コマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
ベンダ情報

Ruijie Networks
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-68459
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94068946
更新履歴

  • [2025年12月19日]
      掲載