【活用ガイド】

JVNDB-2025-017490

マイクロソフトの Microsoft Windows 11 および Windows Server  におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

マイクロソフトの Microsoft Windows 11 および Windows Server には、Windows ローカルセッションマネージャー (LSA) に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 11 Version 24H2 for ARM64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 24H2 for x64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 25H2 for ARM64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 25H2 for x64-based Systems
  • Microsoft Windows Server 2022 , 23H2 Edition (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2025 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2025

想定される影響

認証された攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 指定されたタイプの入力に対する不適切な検証(CWE-1287) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-59257
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-59257
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2025年10月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2025-0022
更新履歴

  • [2025年10月28日]
      掲載