【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-016124

バッファロー製 Wi-Fi ルーター WXR9300BE6P シリーズにおけるパストラバーサルの脆弱性

概要

株式会社バッファローが提供する Wi-Fi ルーター WXR9300BE6P シリーズには、次の脆弱性が存在します。

 * パストラバーサル(CWE-22) - CVE-2025-61941

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


バッファロー
  • WXR9300BE6P シリーズファームウェア Ver.1.10 より前のバージョン

想定される影響

当該製品の設定画面にログインした管理者ユーザーによって、任意のファイルを改ざんされる可能性があります。
さらに、ファイルの改ざんを通じて任意の OS コマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

バッファロー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-61941
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96471278
更新履歴

  • [2025年10月16日]
      掲載