【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-014967

複数のキーエンス製品における複数の脆弱性

概要

株式会社キーエンスが提供する複数の製品には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121)- CVE-2025-58775、CVE-2025-58776

  • 初期化していないポインタへのアクセス(CWE-824)- CVE-2025-58777

  • バッファアンダーフロー(CWE-124)- CVE-2025-61690

  • 境界外読み取り(CWE-125)- CVE-2025-61691

  • 解放済みメモリの使用(CWE-416)- CVE-2025-61692


この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者:Michael Heinzl 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


株式会社キーエンス
  • KV STUDIO バージョン 12.23 およびそれ以前 - CVE-2025-58775、CVE-2025-58776、CVE-2025-61690
  • VT STUDIO バージョン 8.53 およびそれ以前 - CVE-2025-58777、CVE-2025-61691、CVE-2025-61692
  • VT5-WX12 バージョン 7.11 およびそれ以前 - CVE-2025-58775
  • VT5-WX15 バージョン 7.11 およびそれ以前 - CVE-2025-58775

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。
  • 細工されたファイルを読み込んだ場合、当該機器で任意のコードを実行される

対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
ベンダ情報

株式会社キーエンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) [その他]
  2. バッファアンダーフロー (CWE-124) [その他]
  3. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
  4. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
  5. 初期化されていないポインタのアクセス(CWE-824) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-58775
  2. CVE-2025-58776
  3. CVE-2025-58777
  4. CVE-2025-61690
  5. CVE-2025-61691
  6. CVE-2025-61692
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97069449
更新履歴

  • [2025年10月03日]
      掲載