【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-014793

日本光電工業製セントラルモニタ CNS-6201 における NULL ポインタ参照の脆弱性

概要

日本光電工業株式会社が提供するセントラルモニタ CNS-6201 には、次の脆弱性が存在します。
  • NULLポインタ参照(CWE-476)- CVE-2025-59668

この脆弱性情報は、下記の方が検出し製品開発者および CISA に報告しました。その後、JPCERT/CC は CISA と協力して、報告者と開発者間の調整をしました。
報告者:QuinnTech.ai Jared P. Quinn 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


日本光電工業株式会社
  • セントラルモニタ CNS-6201 バージョン 01-03、01-04、01-05、01-06、02-10、02-11、02-40

影響を受ける製品のサポートは終了しています。詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。
想定される影響

細工された UDP パケットを処理することで、当該機器が異常終了する可能性があります。
対策

[サポートを終了した製品の利用を停止し、後続製品に乗り換える]
開発者によると、脆弱性の影響を受けるバージョンの製品は保守対応期間を終了しているとのことです。後継製品への移行等を検討してください。
詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。
ベンダ情報

日本光電工業株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-59668
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96989989
更新履歴

  • [2025年10月01日]
      掲載