【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-010603

富士フイルムビジネスイノベーション製複合機(MFP)における境界外書き込みの脆弱性

概要

富士フイルムビジネスイノベーション製複合機(MFP)には、次の脆弱性が存在します。
  • 境界外書き込み (CWE-787) - CVE-2025-48499

この脆弱性情報は、下記の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
報告者:School of Cyber Science and Technology of Beihang University Jia-Ju Bai 氏、Rui-Nan Hu 氏、Dong Zhang 氏、Zhen-Yu Guan 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 (旧 富士ゼロックス株式会社)
  • Apeos 2150 N 01.00.47 およびそれ以前
  • Apeos 2350 NDA 01.00.47 およびそれ以前
  • Apeos 2150 ND 01.00.47 およびそれ以前
  • Apeos 2150 NDA 01.00.47およびそれ以前
  • DocuPrint CP225 w 01.23.02 およびそれ以前
  • DocuPrint CP228 w 01.23.02 およびそれ以前
  • DocuPrint CP115 w 01.09.00 およびそれ以前
  • DocuPrint CP118 w 01.09.00 およびそれ以前
  • DocuPrint CP116 w 01.09.00 およびそれ以前
  • DocuPrint CP119 w 01.09.00 およびそれ以前
  • DocuPrint CM225 fw 01.12.02 およびそれ以前
  • DocuPrint CM228 fw 01.12.02 およびそれ以前
  • DocuPrint CM115 w 01.09.01 およびそれ以前
  • DocuPrint CM118 w 01.09.01 およびそれ以前

想定される影響

細工された IPP(Internet Printing Protocol)または LPD(Line Printer Daemon)パケットを処理した場合、サービス運用妨害(DoS)状態となる可能性があります。
なお、サービス運用妨害(DoS)状態からの復旧には、当該製品をリセットする必要があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
詳しくは、製品開発者が提供している情報を参照してください。
ベンダ情報

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 (旧 富士ゼロックス株式会社)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-48499
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93897456
更新履歴

  • [2025年08月05日]
      掲載