【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-009150

複数のトレンドマイクロ株式会社製品の脆弱性に対するアップデート (2025 年 6 月)

概要

トレンドマイクロ株式会社から各製品向けのアップデートが公開されました。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • Apex Central (CVE-2025-49219、CVE-2025-49220)
  • Apex Central (SaaS) (Apex One SaaS の Central 機能部分) (CVE-2025-49219、CVE-2025-49220)
  • Apex One (CVE-2025-49154、CVE-2025-49155、CVE-2025-49156、CVE-2025-49157、CVE-2025-49158)
  • Apex One as a Service (CVE-2025-49154、CVE-2025-49155、CVE-2025-49156、CVE-2025-49157、CVE-2025-49158)
  • Standard Endpoint Protection (CVE-2025-49154、CVE-2025-49155、CVE-2025-49156、CVE-2025-49157、CVE-2025-49158)
  • Standard Endpoint Protection (Apex One SaaS の Central 機能部分) (CVE-2025-49219、CVE-2025-49220)
  • ウイルスバスター ビジネスセキュリティ バージョン 10.0 SP1 (CVE-2025-49154)
  • ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス バージョン 6.7 (CVE-2025-49154、CVE-2025-49487、CVE-2025-53378)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。詳細については開発者が提供する各アドバイザリを参照してください。

 * 不適切なアクセス制御による重要なメモリマップファイルの上書き (CVE-2025-49154)
 * 制御されていない検索パスの問題による任意のコード実行 (CVE-2025-49155、CVE-2025-49487)
 * リンク解釈の問題による権限昇格 (CVE-2025-49156、CVE-2025-49157)
 * セキュリティエージェントの制御されていない検索パスの問題による権限昇格 (CVE-2025-49158)
 * 信頼されていないデータのデシリアライゼーション処理によるリモートコード実行 (CVE-2025-49219、CVE-2025-49220)
 * 認証の欠如による当該製品のエージェントのリモートからの制御 (CVE-2025-53378)
対策

[アップデートする]
トレンドマイクロ株式会社が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

[ワークアラウンドを実施する]
トレンドマイクロ株式会社は、軽減策の実施も推奨しています。

詳細は、トレンドマイクロ株式会社が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-49154
  2. CVE-2025-49155
  3. CVE-2025-49156
  4. CVE-2025-49157
  5. CVE-2025-49158
  6. CVE-2025-49219
  7. CVE-2025-49220
  8. CVE-2025-49487
  9. CVE-2025-53378
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96526886
更新履歴

  • [2025年07月17日]
      掲載