【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-000011

ファイルめがねにおける複数の脆弱性

概要

ジップインフォブリッジ株式会社が提供するファイルめがねには、次の複数の脆弱性が存在します。
  • サーバサイドリクエストフォージェリ(CWE-918)- CVE-2025-20075
  • スプーフィングによる認証回避(CWE-290)- CVE-2025-25055

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 安里 眞夢 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
※上記は、CVE-2025-20075の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2025-25055の評価になります。
影響を受けるシステム


ジップインフォブリッジ株式会社
  • ファイルめがね Ver.3.0.0.0からVer.3.4.0.0より前のバージョン(CVE-2025-20075)
  • ファイルめがね Ver.1.0.0.0からVer.3.4.0.0より前のバージョン(CVE-2025-25055)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
  • 任意のバックエンドWebAPIを実行することで、サービスの再起動などが引き起こされる(CVE-2025-20075)
  • ユーザ詐称により、本来参照できないファイルの内容を参照される(CVE-2025-25055)
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。
  • ファイルめがね Ver.3.4.0.0
ベンダ情報

ジップインフォブリッジ株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-20075
  2. CVE-2025-25055
参考情報

  1. JVN : JVN#80527854
更新履歴

  • [2025年2月13日]
     掲載