【活用ガイド】

JVNDB-2024-029793

DIRAC ProjectのDIRACにおける誤った領域へのリソースの漏えいに関する脆弱性

概要

DIRACは分散コンピューティング向けのソフトウェアフレームワークであるインタウェアです。バージョン8.0.41以前では、プロキシ生成プロセス中(例:`dirac-proxy-init`の使用時)に、同一マシン上の許可されていないユーザーがプロキシへ読み取りアクセスを取得できる場合があります。その結果、元のプロキシで可能な操作をそのユーザーが実行できるようになります。この脆弱性は、プロキシ生成プロセスの非常に短い期間(サブミリ秒程度)だけ発生します。バージョン8.0.41でこの問題に対する修正パッチが適用されています。回避策としては、`X509_USER_PROXY`環境変数を現在のユーザーだけが読み取れるディレクトリ内のパスに設定することで、リスクを回避できます。ファイル書き込み後は、標準の場所(`/tmp/x509up_uNNNN`)に安全にコピーできます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


DIRAC Project
  • DIRAC 8.0.41 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 誤った領域へのリソースの漏えい(CWE-668) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-29905
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-29905
  2. 関連文書 : Merge pull request from GHSA-v6f3-gh5h-mqwx  DIRACGrid/DIRAC@1faa709  GitHub
更新履歴

  • [2026年01月07日]
      掲載