【活用ガイド】

JVNDB-2024-029765

 apollographqlのapollo routerにおける高圧縮データの処理 (データ増幅)に関する脆弱性

概要

Apollo Routerは、Apollo Federationを使用してフェデレーテッド・スーパーグラフを実行するためにRustで書かれたグラフルーターです。バージョン0.9.5から1.40.2までの間にサービス拒否(DoS)型の脆弱性が存在します。圧縮されたHTTPペイロードを受信した場合、該当するRouterのバージョンでは、圧縮されたペイロード全体を展開した後で「limits.http_max_request_bytes」構成オプションを評価します。そのため、高度に圧縮されたペイロードを受信すると、展開時に大量のメモリを消費する可能性があります。この脆弱性はバージョン1.40.2で修正されています。アップグレードが難しい場合は、Router群の前段にあるプロキシやロードバランサ(例:Nginx、HAProxy、クラウドネイティブWAFサービス)でHTTPボディのアップロードサイズを制限設定することで、対策を講じることができます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


apollographql
  • apollo router 0.9.5 以上 1.40.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 高圧縮データの不適切な処理 (データ増幅)(CWE-409) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-28101
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-28101
  2. 関連文書 : streaming body decompression  apollographql/router@9e9527c  GitHub
更新履歴

  • [2026年01月06日]
      掲載