【活用ガイド】

JVNDB-2024-029340

Apache TomcatのJakarta Authentication ServerAuthContextにおける認証バイパスを引き起こす例外処理不足の脆弱性

概要

Apache Tomcat における未検査のエラー条件の脆弱性です。Tomcat がカスタムの Jakarta Authentication(旧 JASPIC)ServerAuthContext コンポーネントを使用するように設定されており、その認証プロセス中に例外がスローされても、明示的に失敗を示す HTTP ステータスを設定しない場合、認証が失敗しません。そのため、ユーザーが認証プロセスをバイパスできる可能性があります。このような動作をする既知の Jakarta Authentication コンポーネントは存在しません。この問題は、Apache Tomcat の以下のバージョンに影響を及ぼします:11.0.0-M1 から 11.0.0-M26、10.1.0-M1 から 10.1.30、9.0.0-M1 から 9.0.95。CVE 作成時点で EOL(サポート終了)となっている以下のバージョンも影響を受けることが判明しています:8.5.0 から 8.5.100。他の EOL バージョンも影響を受ける可能性があります。ユーザーには本問題を修正したバージョンである 11.0.0、10.1.31 または 9.0.96 へのアップグレードを推奨します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Tomcat 10.1.0 から 10.1.31 未満
  • Apache Tomcat 9.0.0 から 9.0.96 未満
  • Apache Tomcat 11.0.0
Debian
  • Debian GNU/Linux 11.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation Debian NetApp Openwall
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 未チェックのエラー状態(CWE-391) [その他]
  2. 例外的な状態における不適切なチェック(CWE-754) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-52316
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-52316
更新履歴

  • [2025年11月11日]
      掲載