【活用ガイド】

JVNDB-2024-016196

マイクロソフトの Microsoft Windows 11 および Windows Server におけるリモートでコードを実行される脆弱性

概要

マイクロソフトの Microsoft Windows 11 および Windows Server には、Libarchive に不備があるため、リモートでコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • Fedora 39
  • Fedora 40
libarchive
  • libarchive 3.7.4 未満
マイクロソフト
  • Microsoft Windows 11 Version 22H2 for ARM64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 22H2 for x64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 23H2 for ARM64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 23H2 for x64-based Systems
  • Microsoft Windows Server 2022 , 23H2 Edition (Server Core installation)

想定される影響

リモートでコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project libarchive マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ヒープベースのバッファオーバーフロー(CWE-122) [その他]
  2. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-26256
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-26256
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2024年4月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2024-0008
  4. 関連文書 : www.openwall.com (oss-security/2024/06/04/2)
  5. 関連文書 : www.openwall.com (oss-security/2024/06/05/1)
更新履歴

  • [2025年01月10日]
      掲載

公表日2024/04/09
登録日2025/01/10
最終更新日2025/01/10