【活用ガイド】

JVNDB-2024-010984

マイクロソフトの複数の Microsoft 製品におけるリモートでコードを実行される脆弱性

概要

マイクロソフトの Microsoft Remote Desktop、Windows 11、Windows Server には、Remote Desktop クライアントに不備があるため、リモートでコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Remote Desktop client for Windows Desktop
  • Microsoft Windows 11 version 21H2 for ARM64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 version 21H2 for x64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 22H2 for ARM64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 22H2 for x64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 23H2 for ARM64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 23H2 for x64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 24H2 for ARM64-based Systems
  • Microsoft Windows 11 Version 24H2 for x64-based Systems
  • Microsoft Windows Server 2022 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2022 , 23H2 Edition (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2022

想定される影響

リモートでコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-43533
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-43533
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2024年10月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2024-0019
更新履歴

  • [2024年10月23日]
      掲載