【活用ガイド】

JVNDB-2024-010660

マイクロソフトの Microsoft Visual Studio におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

マイクロソフトの Microsoft Visual Studio には、Visual Studio Collector Service に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Visual Studio 2015 Update 3
  • Microsoft Visual Studio 2017 version 15.9 (includes 15.0 - 15.8)
  • Microsoft Visual Studio 2019 version 16.11 (includes 16.0 - 16.10)
  • Microsoft Visual Studio 2022 version 17.10
  • Microsoft Visual Studio 2022 version 17.11
  • Microsoft Visual Studio 2022 version 17.6
  • Microsoft Visual Studio 2022 version 17.8

想定される影響

サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [その他]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-43603
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-43603
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2024年10月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2024-0019
更新履歴

  • [2024年10月21日]
      掲載