【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2024-004623

Check Point Software Technologies 製品における情報漏えいの脆弱性

概要

Check Point Software Technologies が提供する複数の製品には、情報漏えい (CWE-200、CVE-2024-24919 ) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • CloudGuard Network
  • Quantum Scalable Chassis
  • Quantum Security Gateways
  • Quantum Maestro
  • Quantum Spark Appliances

なお、次の設定の場合に本脆弱性の影響を受けます。
CloudGuard Network 、 Quantum Maestro 、 Quantum Scalable Chassis 、 Quantum Security Gateways 、 Quantum Spark Appliance
 * IPsec VPN Blade が有効、かつセキュリティゲートウェイがリモートアクセス VPN コミュニティの一部である
または
 * Mobile Access Software Blade が有効
Quantum Spark Appliance をローカル管理で使用する場合
 * リモートアクセス機能が有効
影響を受けるバージョンなどの詳細は、 開発者が提供する情報 確認してください。
想定される影響

遠隔の攻撃者によって、認証処理を経ずに当該製品上の機微な情報を取得される可能性があります。
対策

[Hotfix を適用する]
開発者が提供する情報をもとに、 Hotfix を適用してください。

[軽減策を実施する]
開発者は Hotfix の適用に加え、軽減策となる複数の施策を紹介しています。
詳細は、 開発者が提供する情報 を確認してください。

ベンダ情報

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ ヤマハ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-24919
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98330908
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-24919
  3. JPCERT 緊急報告 : Check Point Software Technologies 社製品の VPN 機能における情報漏えいの脆弱性 (CVE-2024-24919) について
更新履歴

  • [2024年07月25日]
      掲載
  • [2024年10月24日]
      ベンダ情報:ヤマハ (「ヤマハ UTX200/UTX100 のリモートアクセスVPNに関する脆弱性」について) を追加