【活用ガイド】

JVNDB-2024-002117

Linux の Linux Kernel における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

Linux の Linux Kernel には、解放済みメモリの使用に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.15 以上 6.1.76 未満
  • Linux Kernel 6.2 以上 6.6.15 未満
  • Linux Kernel 6.7 以上 6.7.3 未満
  • Linux Kernel 6.8

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-1086
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-1086
  2. CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog : CVE-2024-1086
  3. 関連文書 : kernel.dance (f342de4e2f33e0e39165d8639387aa6c19dff660)
  4. 関連文書 : lists.fedoraproject.org (7LSPIOMIJYTLZB6QKPQVVAYSUETUWKPF)
更新履歴

  • [2024年02月07日]
      掲載
  • [2024年06月07日]
      参考情報:CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog (CVE-2024-1086) を追加