【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2024-000087

バッファロー製無線LANルーターおよび無線LAN中継器におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性

概要

株式会社バッファローが提供する無線LANルーターおよび無線LAN中継器には、OSコマンドインジェクション(CWE-78)の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究室 森好樹 氏、久保正樹 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


バッファロー
  • WEX-1166DHP Ver. 1.23およびそれ以前のバージョン
  • WEX-1166DHP2 Ver. 1.05およびそれ以前のバージョン
  • WEX-1166DHPS Ver. 1.05およびそれ以前のバージョン
  • WEX-300HPS/N Ver. 1.02およびそれ以前のバージョン
  • WEX-300HPTX/N Ver. 1.02およびそれ以前のバージョン
  • WEX-733DHP Ver. 1.64およびそれ以前のバージョン
  • WEX-733DHP2 Ver. 1.03およびそれ以前のバージョン
  • WEX-733DHPS Ver. 1.02およびそれ以前のバージョン
  • WEX-733DHPTX Ver. 1.03およびそれ以前のバージョン
  • WHR-1166DHP2 Ver. 2.95およびそれ以前のバージョン
  • WHR-1166DHP3 Ver. 2.95およびそれ以前のバージョン
  • WHR-1166DHP4 Ver. 2.95およびそれ以前のバージョン
  • WSR-1166DHP3 Ver. 1.18およびそれ以前のバージョン
  • WHR-1166DHP Ver. 2.92およびそれ以前のバージョン
  • WHR-300HP2 Ver. 2.51およびそれ以前のバージョン
  • WHR-600D Ver. 2.91およびそれ以前のバージョン
  • WMR-300 Ver. 2.50およびそれ以前のバージョン
  • WSR-600DHP Ver. 2.93およびそれ以前のバージョン

想定される影響

当該製品の管理画面にログインしたユーザによって、特定の画面から細工されたリクエストを送信され、任意のOSコマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

バッファロー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-44072
参考情報

  1. JVN : JVN#12824024
更新履歴

  • [2024年08月23日]
      掲載