【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2024-000081

EC-CUBE 4系用プラグイン「EC-CUBE Web API プラグイン」における格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

株式会社イーシーキューブが提供する EC-CUBE 4系用プラグイン「EC-CUBE Web API プラグイン」のOAuth管理機能には、格納型クロスサイトスクリプティング(CWE-79)の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


株式会社イーシーキューブ
  • EC-CUBE Web API プラグイン 1.0.0および2.1.0から2.1.3まで(EC-CUBE 4.0系/4.1系向け)
  • EC-CUBE Web API プラグイン (4.2系) 4.2.0から4.2.3まで(EC-CUBE 4.2系向け)

想定される影響

複数のユーザがOAuth管理機能を使用している場合に、ある管理ユーザが細工した入力を行っておくことで、別の管理ユーザがOAuth管理画面にアクセスしたときに、そのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、プラグインを最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

株式会社イーシーキューブ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-41141
参考情報

  1. JVN : JVN#26225832
更新履歴

  • [2024年07月30日]
      掲載