【活用ガイド】

JVNDB-2023-022317

Linux の Linux Kernel 等複数ベンダの製品における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

Linux の Linux Kernel 等複数ベンダの製品には、解放済みメモリの使用に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 14.04
  • Ubuntu 16.04
  • Ubuntu 18.04
  • Ubuntu 20.04
  • Ubuntu 22.04
Debian
  • Debian GNU/Linux 10.0
  • Debian GNU/Linux 11.0
  • Debian GNU/Linux 12.0
Linux
  • Linux Kernel 6.4.10 未満

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-40283
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98271228
  2. JVN : JVNVU#91198149
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-40283
  4. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-348-10
  5. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-24-046-11
  6. 関連文書 : packetstormsecurity.com (Kernel-Live-Patch-Security-Notice-LSN-0098-1)
  7. 関連文書 : packetstormsecurity.com (Kernel-Live-Patch-Security-Notice-LSN-0099-1)
  8. 関連文書 : security.netapp.com (ntap-20231020-0007)
更新履歴

  • [2024年01月22日]
      掲載
  • [2024年02月20日]
      参考情報:JVN (JVNVU#91198149) を追加
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-24-046-11) を追加