【活用ガイド】

JVNDB-2023-020929

Linux の Linux Kernel 等複数ベンダの製品における NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

Linux の Linux Kernel 等複数ベンダの製品には、NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 5.15 以上 6.1.29 未満
  • Linux Kernel 6.2 以上 6.2.16 未満
  • Linux Kernel 6.3 以上 6.3.2 未満
NetApp
  • H300S ファームウェア
  • H410C ファームウェア
  • H410S ファームウェア
  • H500S ファームウェア
  • H700S ファームウェア

想定される影響

サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux NetApp
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-32252
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-32252
  2. 関連文書 : access.redhat.com (CVE-2023-32252)
  3. 関連文書 : www.zerodayinitiative.com (ZDI-CAN-20590)
  4. 関連文書 : bugzilla.redhat.com (2219815)
更新履歴

  • [2024年01月18日]
      掲載