【活用ガイド】

JVNDB-2023-013431

Linux の Linux Kernel 等複数ベンダの製品における境界外書き込みに関する脆弱性

概要

Linux の Linux Kernel 等複数ベンダの製品には、境界外書き込みに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 10.0
Linux
  • Linux Kernel 6.6 未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 7.0
  • Red Hat Enterprise Linux 8.0
  • Red Hat Enterprise Linux 9.0

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-42753
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92488108
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-42753
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-25-105-08
  4. 関連文書 : packetstormsecurity.com (Kernel-Live-Patch-Security-Notice-LSN-0099-1)
  5. 関連文書 : seclists.org (q3/216)
  6. 関連文書 : www.openwall.com (oss-security/2023/09/22/10)
更新履歴

  • [2023年12月21日]
      掲載
  • [2025年04月17日]
      参考情報:JVN (JVNVU#92488108) を追加
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-25-105-08) を追加