【活用ガイド】

JVNDB-2023-012020

複数の Tom Akehurst 製品におけるスプーフィングによる認証回避に関する脆弱性

概要

python wiremock、studio、WireMock 等複数の Tom Akehurst 製品には、スプーフィングによる認証回避に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Tom Akehurst
  • python wiremock 2.6.1 未満
  • studio 2.32.0-17 およびそれ以前
  • WireMock 2.35.1 未満
  • WireMock 3.0.0 以上 3.0.3 未満
  • wiremock docker 2.0.0 以上 2.35.1-1 未満
  • wiremock docker 3.0.0 以上 3.0.3-1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダアドバイザリまたはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スプーフィングによる認証回避(CWE-290) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-41329
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-41329
  2. 関連文書 : github.com (GHSA-pmxq-pj47-j8j4)
  3. 関連文書 : wiremock.org (#preventing-proxying-to-and-recording-from-specific-target-addresses)
更新履歴

  • [2023年12月15日]
      掲載

公表日2023/09/06
登録日2023/12/15
最終更新日2023/12/15