【活用ガイド】

JVNDB-2023-004824

Apache Software Foundation の Apache HTTP Server 他複数ベンダの製品におけるメモリ使用量を増大される脆弱性

概要

Apache Software Foundation の Apache HTTP Server 他複数ベンダの製品には、クライアントが新しいリクエストを送信してリセットする際、接続がビジー状態で開いたままとなるため、メモリ使用量を増大される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache HTTP Server 2.4.58 未満
Fedora Project
  • Fedora 38
日立
  • Cosminexus HTTP Server
  • uCosminexus Application Server
  • uCosminexus Application Server-R
  • uCosminexus Developer
  • uCosminexus Primary Server Base
  • uCosminexus Service Architect
  • uCosminexus Service Platform

想定される影響

メモリ使用量を増大される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation Fedora Project 日立
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの枯渇(CWE-400) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-45802
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93413100
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-45802
  3. 関連文書 : security.netapp.com (ntap-20231027-0011)
更新履歴

  • [2023年11月02日]
      掲載
  • [2024年03月13日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報：日立 (hitachi-sec-2024-114) を追加

公表日2023/10/19
登録日2023/11/02
最終更新日2024/03/13