【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2023-003788

キーエンス製 KV STUDIO および KV REPLAY VIEWER における境界外読み取りの脆弱性

概要

株式会社キーエンスが提供する KV STUDIO および KV REPLAY VIEWER には、境界外読み取りの脆弱性 (CWE-125、CVE-2023-42138) が存在します。

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Michael Heinzl 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


株式会社キーエンス
  • KV REPLAY VIEWER Ver. 2.62 およびそれ以前
  • KV STUDIO Ver. 11.62 およびそれ以前

詳しくは、開発者が提供する情報を確認してください。
想定される影響

細工されたファイルを KV STUDIO PLAYER のユーザに開かせることで、境界外のメモリ領域が読み取られ情報が漏えいしたり、結果として任意のコード実行がされたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、アップデートしてください。
ベンダ情報

株式会社キーエンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. データの信頼性についての不十分な検証(CWE-345) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-42138
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94752076
更新履歴

  • [2023年10月11日]
      掲載