【活用ガイド】

JVNDB-2023-003121

OpenSSH サーバにおける二重解放に関する脆弱性

概要

OpenSSH サーバ (sshd) には、二重解放に関する脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • Fedora
NetApp
  • ONTAP Select Deploy administration utility
  • 500F ファームウェア
  • A250 ファームウェア
  • C250 ファームウェア
OpenBSD
  • OpenSSH 9.1

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project NetApp OpenBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 二重解放(CWE-415) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-25136
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98271228
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-25136
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-348-10
  4. 関連文書 : Re: Re: double-free vulnerability in OpenSSH server 9.1 (CVE-2023-25136)
  5. 関連文書 : double-free vulnerability in OpenSSH server 9.1
  6. 関連文書 : 34711565 (Hacker News)
  7. 関連文書 : Bug 3522 - Crash with "free(): double free detected" with old clients
更新履歴

  • [2023年09月01日]
      掲載
  • [2023年12月21日]
      参考情報：JVN (JVNVU#98271228) を追加
      参考情報：ICS-CERT ADVISORY (ICSA-23-348-10) を追加

公表日2023/02/02
登録日2023/09/01
最終更新日2023/12/21