【活用ガイド】

JVNDB-2023-002895

複数の Schneider Electric 製品における Capture-replay による認証回避の脆弱性における計算誤りの脆弱性

概要

Schneider Electric が提供する複数の製品には、次の脆弱性が存在します。

Capture-replay による認証回避 (CWE-294) - CVE-2022-45789
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Schneider Electric
  • EcoStruxure Control Expert すべてのバージョン
  • EcoStruxure Process Expert すべてのバージョン
  • Modicon M340 CPU (part numbers BMXP34*) すべてのバージョン
  • Modicon M580 CPU (part numbers BMEP* および BMEH*) すべてのバージョン
  • Modicon M580 CPU Safety (part numbers BMEP58*S および BMEH58*S) すべてのバージョン
  • Modicon MC80 (BMKC80) すべてのバージョン
  • Modicon Momentum Unity M1E Processor (171CBU*) すべてのバージョン

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

 * 承認済みの Modbus セッションが乗っ取られた場合、未承認の Modbus 機能が実行される
対策

[アップデートおよびワークアラウンドを実施する]
開発者は、影響を受ける製品毎に対策を提示しています。それに加えて Cybersecurity Best Practices の適用も推奨しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

Schneider Electric
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. Capture-replay による認証回避(CWE-294) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-45789
参考情報

  1. JVN : JVNVU#91985993
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-45789
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-227-01
更新履歴

  • [2023年08月17日]
      掲載
  • [2024年06月17日]
      CVSS による深刻度:内容を更新