【活用ガイド】

JVNDB-2023-002373

ABUS 製 TVIP におけるコマンドインジェクションの脆弱性

概要

ABUS 社が提供する TVIP には、次の脆弱性が存在します。

 * コマンドインジェクション (CWE-77) - CVE-2023-26609

本脆弱性について、概念実証コード(PoC)がインターネットに公開されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


ABUS
  • ABUS TVIP 20000-21150 ファームウェア

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

 * 高権限ユーザによって細工された文字列を介して、任意のファイルを読み取られたり、コードを実行されたりする
対策

[後継製品に移行する]
開発者は、新しいモデルの TVIP への移行を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

ABUS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-26609
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96246524
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-26609
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-187-02
更新履歴

  • [2023年07月10日]
      掲載
  • [2024年06月10日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      影響を受けるシステム:内容を更新