【活用ガイド】

JVNDB-2023-002315

BIND における一連の serve-stale-related のルックアップを実行される脆弱性

概要

BIND には、'stale-answer-enable yes;' および 'stale-answer-client-timeout 0;' の両方が設定された BIND リゾルバで 'recursive-clients' クォータに達した場合、一連の serve-stale-related のルックアップを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux
Fedora Project
  • Fedora
ISC, Inc.
  • BIND 9.16.33 から 9.16.41
  • BIND 9.18.7 から 9.18.15
  • BIND 9.18.11 から 9.18.15
NetApp
  • Active IQ Unified Manager
  • H300S ファームウェア
  • H410C ファームウェア
  • H410S ファームウェア
  • H500S ファームウェア
  • H700S ファームウェア

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

一連の serve-stale-related のルックアップを実行され、`named` がループし、スタックオーバーフローが原因で予期せず終了される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Fedora Project ISC, Inc. NetApp
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-2911
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99441653
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-2911
更新履歴

  • [2023年07月05日]
      掲載