【活用ガイド】

JVNDB-2023-001211

BIND における 'named' が大量のメモリを割り当てられる脆弱性

概要

BIND には、'named' が大量のメモリを割り当てられる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • BIND 9.16.0 から 9.16.36
  • BIND 9.18.0 から 9.18.10
  • BIND 9.19.0 から 9.19.8
  • BIND 9.16.8-S1 から 9.16.36-S1

想定される影響

大量の動的 DNS 更新を送信されることで、'named' が大量のメモリを割り当てられ、空きメモリが不足して 'named' が終了される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ISC, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-3094
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98318144
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-3094
更新履歴

  • [2023年02月07日]
      掲載