【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2023-000026

Qrio Lock (Q-SL2) における Capture-replay による認証回避の脆弱性

概要

Qrio株式会社が提供する Qrio Lock (Q-SL2) には、Capture-replay による認証回避 (CWE-294) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 塚本 泰三 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.1 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.8 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Qrio株式会社
  • Qrio Lock (Q-SL2) 2.0.9 およびそれ以前のファームウェアバージョン

想定される影響

当該製品の通信データを解析した第三者によって、特定の条件下において当該製品を操作される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアおよび関連製品をアップデートしてください。
ベンダ情報

Qrio株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-25946
参考情報

  1. JVN : JVN#48687031
更新履歴

  • [2023年05月18日]
      掲載