【活用ガイド】

JVNDB-2022-023002

Linux の Linux Kernel における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

Linux の Linux Kernel には、解放済みメモリの使用に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 4.9.335 未満
  • Linux Kernel 4.10 以上 4.14.301 未満
  • Linux Kernel 4.15 以上 4.19.268 未満
  • Linux Kernel 4.20 以上 5.4.226 未満
  • Linux Kernel 5.5 以上 5.10.154 未満
  • Linux Kernel 5.11 以上 5.15.78 未満
  • Linux Kernel 5.16 以上 6.0.8 未満

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-42896
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99464755
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-42896
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-166-11
  4. 関連文書 : kernel.dance (#711f8c3fb3db61897080468586b970c87c61d9e4)
更新履歴

  • [2023年11月24日]
      掲載