【活用ガイド】

JVNDB-2022-022655

F5 Networks の nginx 他複数ベンダの製品における境界外書き込みに関する脆弱性

概要

F5 Networks の nginx 他複数ベンダの製品には、境界外書き込みに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 10.0
  • Debian GNU/Linux 11.0
F5 Networks
  • nginx 1.1.3 から 1.22.0
  • nginx r22 から r27
  • nginx 1.23.0
  • nginx 1.23.1
  • nginx r1
  • nginx r2
  • NGINX Ingress Controller 1.9.0 から 1.12.4
  • NGINX Ingress Controller 2.0.0 から 2.4.0
Fedora Project
  • Fedora 35
  • Fedora 36
  • Fedora 37

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian F5 Networks Fedora Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-41741
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-41741
  2. 関連文書 : security.netapp.com (ntap-20230120-0005)
更新履歴

  • [2023年11月20日]
      掲載