【活用ガイド】

JVNDB-2022-018952

Linux の Linux Kernel 他複数ベンダの製品におけるリソースの初期化の不備に関する脆弱性

概要

Linux の Linux Kernel 他複数ベンダの製品には、リソースの初期化の不備に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.12 およびそれ以前
  • Linux Kernel 3.13 から 5.17
  • Linux Kernel 3.13
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 8.0
  • Red Hat Enterprise Linux 9.0

想定される影響

情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの初期化の不備(CWE-909) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-1016
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99752892
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-1016
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-075-01
  4. 関連文書 : blog.dbouman.nl (How-The-Tables-Have-Turned-CVE-2022-1015-1016)
  5. 関連文書 : seclists.org (q1/205)
更新履歴

  • [2023年10月24日]
      掲載