【活用ガイド】

JVNDB-2022-018736

Linux の Linux Kernel における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

Linux の Linux Kernel には、解放済みメモリの使用に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 5.19.7 未満

想定される影響

サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-42703
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99464755
  2. JVN : JVNVU#92488108
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-42703
  4. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-166-10
  5. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-166-11
  6. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-25-105-08
  7. 関連文書 : bugs.chromium.org (issues/2351)
  8. 関連文書 : googleprojectzero.blogspot.com (exploiting-CVE-2022-42703-bringing-back-the-stack-attack)
更新履歴

  • [2023年10月23日]
      掲載
  • [2025年04月18日]
      参考情報:JVN (JVNVU#92488108) を追加
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-25-105-08) を追加