【活用ガイド】

JVNDB-2022-017506

Linux の Linux Kernel 他複数ベンダの製品における数値型間の変換の誤りに関する脆弱性

概要

Linux の Linux Kernel 他複数ベンダの製品には、数値型間の変換の誤りに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.18.139 以上 3.19 未満
  • Linux Kernel 4.4.179 以上 4.5 未満
  • Linux Kernel 4.9.169 以上 4.9.312 未満
  • Linux Kernel 4.14.112 以上 4.14.277 未満
  • Linux Kernel 4.19.35 以上 4.19.240 未満
  • Linux Kernel 5.0.8 以上 5.4.191 未満
  • Linux Kernel 5.5 以上 5.10.113 未満
  • Linux Kernel 5.11 以上 5.15.36 未満
  • Linux Kernel 5.16 以上 5.17.5 未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 8.0
  • Red Hat Enterprise Linux 9.0

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値型間の変換の誤り(CWE-681) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-2639
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99752892
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-2639
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-075-01
更新履歴

  • [2023年10月13日]
      掲載