【活用ガイド】

JVNDB-2022-016090

GNU Project の inetutils 他複数ベンダの製品における NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

GNU Project の inetutils 他複数ベンダの製品には、NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 10.0
GNU Project
  • inetutils 2.3 およびそれ以前
MIT Kerberos
  • kerberos 5 1.0.3 およびそれ以前
netkit-telnet project
  • netkit-telnet 0.17 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダアドバイザリまたはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-39028
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-39028
  2. 関連文書 : git.hadrons.org (commit/113da8021710d871c7dd72d2a4d5615d42d64289)
  3. 関連文書 : lists.debian.org (msg00033)
  4. 関連文書 : lists.gnu.org (msg00002)
  5. 関連文書 : pierrekim.github.io (2022-08-24-2-byte-dos-freebsd-netbsd-telnetd-netkit-telnetd-inetutils-telnetd-kerberos-telnetd)
更新履歴

  • [2023年10月02日]
      掲載