【活用ガイド】

JVNDB-2022-006545

PHP における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

PHP には、解放済みメモリの使用に関する脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 7.4.28 未満の 7.4.x
  • PHP 8.0.16 未満の 8.0.x
  • PHP 8.1.3 未満の 8.1.x

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-21708
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-21708
  2. 関連文書 : PHP: Multiple Vulnerabilities - GLSA 202209-20
  3. 関連文書 : NTAP-20220325-0004 (CVE-2021-21708 PHP Vulnerability in NetApp Products)
更新履歴

  • [2023年07月04日]
      掲載