【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-002837

富士電機製 V-SFT および TELLUS における複数の脆弱性

概要

富士電機株式会社が提供する表示器の作画ソフトウェア V-SFT および遠隔監視ソフトウェア TELLUS には、次の複数の脆弱性が存在します。

 * 境界外読み取り (CWE-125) - CVE-2022-46360
 * 境界外書き込み (CWE-787) - CVE-2022-43448

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Michael Heinzl 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


富士電機
  • TELLUS v4.0.12.0 およびそれ以前
  • V-SFT v6.1.7.0 およびそれ以前

想定される影響

細工された画面データファイルを開くことで、情報が漏えいしたり、任意のコードが実行されたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
開発者は、V-SFT v6.1.8.0、TELLUS v4.0.15.0 において本脆弱性の対策を行っています (改善情報 22C0H19)。
ベンダ情報

富士電機
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
  2. 境界外書き込み(CWE-787) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-46360
  2. CVE-2022-43448
参考情報

  1. JVN : JVNVU#90679513
更新履歴

  • [2023年01月04日]
      掲載