【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-002783

オムロン製 CX-Drive における解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性

概要

オムロン株式会社が提供する CX-Drive には、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性 (CWE-416) が存在します。

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者 : Michael Heinzl 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


オムロン株式会社
  • CX-Drive V3.00 およびそれ以前

影響を受ける製品およびバージョンの確認方法については、開発者が提供する「 CX-Drive オペレーションユーザーズマニュアル (SBCE-375) 」をご確認ください
想定される影響

細工されたファイルを当該製品に読み込ませることで、任意のコードが実行される可能性があります。
対策

[ワークアラウンドを実施する]
開発者が提供する回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
詳しくは、[ベンダ情報]にある[ステータス(該当製品あり)]ページに記載されている情報をご確認ください。
ベンダ情報

オムロン株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-46282
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92689335
更新履歴

  • [2022年12月20日]
      掲載